レポート
【BACK NUMBER】製作発表記者会見レポート / 稽古場見学会レポート

2012年5月7日、開幕を直前に控え帝国劇場にて記者会見が行われました。5月9日の初日キャストである春野寿美礼(エリザベート役)、石丸幹二(トート役)、髙嶋政宏(ルキーニ役)、岡田浩暉(フランツ・ヨーゼフ役)、平方元基(ルドルフ役)、加藤清史郎(少年ルドルフ役)が舞台衣裳で登場、舞台に臨む現在の心境など披露致しました。


―初日へ向けての意気込みをお願いいたします。
春野「初日に向かって突き進んでいく覚悟で、気持ちよく初日を迎えたいなと思っております。」
石丸「今、舞台稽古もいい調子できておりますので、このままの勢いで初日に向かって走っていきたいと思っております。」
髙嶋「(上演回数が)900回を超えているんですけれども、まだ発見がある、奥深い舞台だなと思って、感動に震えています。初演の頃はもう大変で大変で、帝劇に来るのが嫌で嫌でしょうがなかったんですけど、今では最もしっくりくる場所になってしまい、恐ろしいなと思っています(笑)」
岡田「僕も春野さんと同じで、初日に向けて突き進んでいきたいなと。気持いい初日を迎えたいなと思っています。」
平方「初日を迎えるこの緊張感を忘れずに、千穐楽まで走り抜けたいと思います。」
加藤「初日が明後日なので、僕もすごく緊張しています。楽しめたらいいかなと思っています。頑張ります。」

―(清史郎君は)今回でミュージカルの出演が2度目とのことですが、前回と何か違うことはありますか?
加藤「前回とはまったく役の性格とかが違うので、演じるのが難しかったです。」

―歌の練習はしていますか?
加藤「今でもしています。」
石丸・髙嶋「上手ですよー!」

―歌は何点でしょうか?
加藤「100点になれるように頑張ります。」

―(平方さんのように)自分の大きくなった姿の方が同じ舞台に立っているのはどんな感じですか?
加藤「最初のシーンで一緒に出るだけで、他はもう舞台上で共演することがないのですが、仲良くしてもらっています。」

―テレビのお仕事とミュージカルのお仕事の違いはなんですか?
加藤「ミュージカルのお仕事は、緊張感もあるし、演じてみて、次はこうしようということも出来るので、良いなと思っています。」

―(春野さんは)以前、宝塚でトート役を演じられたとのことですが、石丸さんのトート役はいかがですか?
春野「宝塚の男役は、様式美をお見せする部分が強いので、生々しい香りのようなものがあまりないのですが、石丸さんからはそういう香りも漂ってくるような感じがします。なので、ついつい引き寄せられてしまう、身を委ねてしまうという感じになってしまいます。」
石丸「嬉しいですねー!」
春野「エリザベートは自分で自由を探し求めていて、まだそちら(黄泉の国)には行けないという葛藤が生まれてくるので、その戦いですね。」

―石丸さんはトート役を演じた経験のある春野さんが隣にいらっしゃることに対していかがですか?
石丸「今はもうエリザベートとして接しているので、意識はしていませんが、稽古場では彼女と瀬奈さんの普段の立ち居振る舞い方を見て、トートはこうならなくてはならない、っていうのをこっそり学んでいました。お二人ともすごく素敵なんですよ。」

―地方公演でみんなで食事に行くなど、楽しみにしていることはありますか?
髙嶋「僕も46歳ですからね。もう全精力をこの役に傾けないと、ちょっと5ヶ月は乗り切れないんじゃないかなと。(シングルキャストとして)ずっと1人でやっているのですが、ずっと1人だと何が大変かも分かんなくなってきますよね。(笑)」

―同じ役を900回以上も演じられて、もう台本を覚える作業というのはないのでしょうか?
髙嶋「初演の頃から500回くらいまでは、稽古場に台本を持って行ったことがありませんでした。でも逆に500回を超えたあたりから、「もしかしたらこれじゃいけないんじゃないか。」と思い始めまして・・・。要するに、台本をもう1回読み込んで深めていかなきゃいけないんじゃないか、ということで持って行くようになりました。今回は自分の稽古がない時でも台本を読んでいましたね。それほど深い作品です。」

―上演1000回を迎えるご感想は?
髙嶋「8月4日の名古屋公演(昼の部)で1000回を迎えますが、回数ではないなと思います。遠方からもたくさんのお客様に見に来て頂いて、もう毎回毎回が大切です。気づいたら名古屋で1000回を迎えてしまう、という感じですかね。まさかこんなに続くとは思っていませんでした。初演の時はもうこれで終わりだ、と思っていましたし、足はつるし、本番中目の前が真っ暗になるし、物は落とすし・・・と、大変だったんですよ!(笑)」

―今回の稽古場で大変だったことはありますか?
髙嶋「単純に考えて、エリザベートが2人いて、トートが3人いるので、最低6回は同じ場面をやって、場合によっては同じシーンを12回・13回とやることもあります。俺は1人なんだな、ってことを痛感するのは稽古場だけですね。」



―今回の見どころを教えて下さい。
髙嶋「やっぱり新メンバーが入ることによって、声も違う、顔も違う、芝居も違うで新しい化学反応があるということですかね。今回はハンガリーから来た、(トート役を日本語で演じる)マテ・カマラスさんがいますからね。彼が大いなる、そして偉大なる挑戦をしていますので、それを見て僕らも相当触発されていますね。」

―稽古場はどんな雰囲気ですか?
春野「私自身は初めてのエリザベート役で、初めてこのカンパニーに入れて頂いたので、自分のことで本当に精一杯だったのですが、周りの方が色々なことをアドバイスしてくださったり、優しい言葉をかけてくださったり、しっかりと支えてくださっていました。新しいキャストの方も最初から参加されている方も一緒になって稽古場で作品を作り上げている雰囲気が本当に素晴らしいなと思いました。」

―1番稽古場を盛り上げているのはどなたのでしょうか?
春野「1番というより、皆さんそれぞれ自分が演じる役に責任感を持ってやってらっしゃると思うので、みんながこの作品のために、役のために1つになっている感じがします。」

―清史郎君が息子役ということですが?
春野「そうですね。実は舞台上で一緒に演技するシーンがないので、ちょっとさみしいなと思っているのですが、第2幕では舞台袖から清史郎君の姿を見ることができるので、「頑張っているな」と勝手に自分で、エールを送られているような気になって私も頑張っています。稽古場でも清史郎君はじめ、少年ルドルフ役の子たちは、元気いっぱいで、礼儀正しくて、こっちが見習わなくてはいけないな、勉強することがいっぱいあるなと思いましたね。」



―最後にメッセージをお願いいたします。
春野「今回また様々なキャストの組み合わせで、5ヶ月間公演をさせて頂きます。皆様ぜひ見にいらしてください。よろしくお願い致します。」


『エリザベート』は5月9日より帝国劇場にて開幕致します!

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