約45年もの長きにわたって英国女王として繁栄をもたらしたエリザベス1世。
偉大な父王ヘンリー8世の娘として生まれながらも、女王即位への道のりは決して順風満帆なものではありませんでした。

そんな若き日の“レディ・ベス”の異母姉メアリー・チューダーとの相克、処刑された母アン・ブーリンへの想い、そして唯一の安らぎであるロビンとの恋を壮大な音楽とストーリーで帝国劇場の舞台に描き出します。

『エリザベート』『モーツァルト!』でタッグを組んだ巨匠ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイと日本ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎が演出した本作は、2014年の世界初演時に大きな話題を呼びました。

メインキャストは初演オリジナルキャストが続投。タイトルロールのレディ・ベスは、花總まりと平野綾の二人が演じます。ベスと恋に落ちる吟遊詩人ロビン・ブレイク役を山崎育三郎と加藤和樹、幾他の試練に見舞われるベスを見守る、親友であり教育係のキャット・アシュリー役を涼風真世、ストーリーテラーも担う家庭教師ロジャー・アスカム役を山口祐一郎が演じるなど充実の俳優陣が作品を盛り上げます。



初演を経てブラッシュアップされた演出とストーリー展開。さらに、物語のクライマックスを彩るベスとロビンによる切ないデュエット、そしてベスが女王となる強い決意を謳う新曲が追加されました。より美しく荘厳なミュージカルとして舞い戻った本作を是非お見逃しなく!