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INTRODUCTION

「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」という深遠なテーマをベースに、その高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫り、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた本作。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルが、2021年以来、約3年ぶりに上演される。

タイトルロールのヴォルフガング・モーツァルト役を演じるのは、2018年シーズンから同役を務める古川雄大。2023年に『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』で初の帝劇単独主演を果たし、映像でも「ハヤブサ消防団」「大奥 Season2」など話題のドラマに次々と出演している。そして今回が初登場となるもう1人のヴォルフガング・モーツァルトは京本大我。『エリザベート』『ニュージーズ』『シェルブールの雨傘』など着実に舞台でのキャリアを積み、満を持しての帝劇初主演となる。

また、本作は2025年に閉館を発表している帝国劇場の、クロージングラインナップ作品でもある。

STORY

ザルツブルクの宮廷楽士であるレオポルト・モーツァルト(市村正親)とその娘ナンネール(大塚千弘)は、錚々たる名士たちが集まる貴族の館で、今、幼い息子がピアノを弾くのを目の当たりにしている。5歳にして作曲の才能が花開いたその子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、"奇跡の子"と呼ばれていた。

歳月は流れて、ヴォルフガング(古川雄大/京本大我 )は故郷ザルツブルクで音楽活動を続けている。傍にはいつも、奇跡の子と呼ばれた頃のままの “才能の化身・アマデ”が寄り添い、作曲にいそしんでいた。しかし、青年ヴォルフガングは、ザルツブルクの領主であるコロレド大司教(山口祐一郎)に仕えて作曲をすることに嫌気がさしていた。「大司教に逆らうな」という父と意見が衝突。ついには自分を束縛する大司教に、怒りを爆発させてしまう。

ヴォルフガングは名声と自由な音楽活動を求めて、母親と共にザルツブルクを出るが、幼い時のように持て囃されることはなかった。逆に旅費を使い果した上に、旅先で母を亡くしてしまう。失意のうちに故郷に帰ってきたヴォルフガングは、幼少から彼の音楽の才能を見抜いていたヴァルトシュテッテン男爵夫人(涼風真世/香寿たつき)の援助を受けて、ウィーンで音楽活動をする決意をあらたにする。ヴォルフガングはウィーンに移り住み、知人のウェーバー一家の娘であるコンスタンツェ(真彩希帆)との愛情を急速に深めていく。しかし、コロレド大司教の謀略によって、演奏の機会をことごとく絶たれてしまう。ヴォルフガングは再び大司教と対決し、二人の関係はついに決裂する。

大司教との決裂後、ヴォルフガングはウィーンの社交界で話題を呼んでいた。コンスタンツェとも結婚、仕事も精力的にこなし、ヴォルフガングにとって故郷に残してきた父と姉の存在がどんどん薄くなるのだった。レオポルトは息子の成功を誇りに思う反面、その思い上がりを感じ取る。しかしヴォルフガングは父の苦言を聞き入れようとしない。二人はついに心を通い合わせることなく、レオポルトはウィーンを後にする。

そして、オペラ『魔笛』を成功させ音楽家としての頂点を極めるヴォルフガングの前に、謎の人物が現れ『レクイエム』の作曲を依頼するのだが…。

CAST

ヴォルフガング・モーツァルト
  • 古川雄大
  • 京本大我
(Wキャスト)
コンスタンツェ(モーツァルトの妻)
真彩希帆
ナンネール(モーツァルトの姉)
大塚千弘
ヴァルトシュテッテン男爵夫人
  • 涼風真世
  • 香寿たつき
(Wキャスト)
コロレド大司教
山口祐一郎
レオポルト(モーツァルトの父)
市村正親
  • セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの⺟) 未来優希
  • エマヌエル・シカネーダー(劇場⽀配⼈) 遠⼭裕介

  • アントン・メスマー(医師) 松井 ⼯
  • アルコ伯爵(コロレドの部下) 中⻄勝之
アンサンブル
  • 朝隈濯朗
  • 安部誠司

  • 荒木啓佑
  • 奥山 寛

  • 後藤晋彦
  • 木暮真一郎


  • 田中秀哉
  • 西尾郁海

  • 福永悠二
  • 港 幸樹

  • 山名孝幸
  • 脇 卓史
  • 彩花まり
  • 池谷祐子

  • 伊宮理恵
  • 樺島麻美

  • 久信田敦子

  • 鈴木サアヤ

  • 原 広実
  • 松田未莉亜

  • 安岡千夏
  • 柳本奈都子

CREATIVE

  • 脚本/歌詞ミヒャエル・クンツェ
  • 音楽/編曲シルヴェスター・リーヴァイ
  • オリジナル・プロダクションウィーン劇場協会
  • 演出/訳詞小池修一郎(宝塚歌劇団)
  • 音楽監督甲斐正人
  • 振付前田清実
  • 歌唱指導山口正義/やまぐちあきこ
  • 美術松井るみ
  • 照明笠原俊幸
  • 衣裳有村 淳(宝塚歌劇団)
  • ヘアメイク富岡克之(スタジオAD)
  • 音響大坪正仁
  • 映像石田 肇
  • 舞台監督廣田 進
  • 演出助手小川美也子/末永陽一
  • 指揮宇賀神典子
  • オーケストラ東宝ミュージック/ダット・ミュージック
  • 稽古ピアノ國井雅美/石川花蓮
  • 翻訳協力萬代倫子
  • プロダクション・コーディネイター小熊節子
  • 制作廣木由美/寺本奈央
  • プロデューサー岡本義次/服部優希/江尻礼次朗
  • 後援オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム
  • 製作東宝

TICKET&SCHEDULE

公演期間:2024年8月19日(月)~9月29日(日)、2024年7月13日(土)一般前売開始

公演スケジュール表

キャストスケジュール
  • ※主催者の同意なく有償で譲渡することは禁止します。<チケットご購入に関するお願い>
  • ※劇場内では咳エチケットにご協力ください。
  • ※公演情報などに変更が生じる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日への変更・払戻しはいたしかねます。
  • ※公演中止の場合を除き、払戻し、他公演へのお振替はいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。
  • ※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
  • ※出演者の入待ち・出待ちはお断り申し上げます。また、出演者に対してのお祝い花(スタンド花、アレンジメント、鉢物、他)は、楽屋花も含め、スペースの都合により、お断り申し上げます。
  • ※客席内でのご飲食は、引き続きご遠慮いただいております。
  • ※車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめチケットをご購入の上、座席番号を東宝テレザーブ(03-3201-7777)までお早めに(受付はご観劇日前日まで)ご連絡くださいませ。
料金(全席指定・税込)
平日土日祝日・千穐楽
S席17,500円18,500円
A席11,000円12,000円
B席6,000円7,000円
インターネットでのご購入(東宝ナビザーブ)

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東宝ナビザーブ
先行抽選エントリー
6月25日(火)~6月28日(金) 
先行先着販売
7月7日(日) 11:00より販売開始
一般前売
7月13日(土) 11:00販売開始
  • ※先行抽選販売および先行先着販売は、東宝ナビザーブにご登録(無料)いただきましたお客様がご利用頂けます。
  • ※会員登録をしていないお客様は、7月13日(土) 11:00よりお取扱いいたします。
お取り扱いプレイガイド
7月13日(土)より一般前売開始
お電話予約(東宝テレザーブ)
7月14日(日)より 03-3201-7777
  • ※お電話予約は、一般前売開始日の翌日より残席がある場合にお取り扱いいたします。
帝国劇場窓口販売
7月14日(日)より
  • ※劇場窓口販売は、一般前売開始日の翌日より残席がある場合にお取扱いいたします。
  • ※窓口の営業時間はこちらをご確認ください。
会場のご案内

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1

公演に関するお問い合わせ
03-3201-7777東宝テレザーブ

TOUR

大阪公演
10月8日(火)~27日(日)梅田芸術劇場メインホール
福岡公演
11月4日(月)~30日(土)博多座
Original production:
Vereinigte Bühnen Wien GmbH
Worldwide Stage Rights:
VBW International GmbH
Linke Wienzeile 6, 1060 Vienna, Austria
international@vbw.at  www.vbw-international.at