東宝ミュージカルアカデミー 稽古場レポート Vol.11
今回はダンス試演会の稽古場レポートを受講生の舩山智香子がお送りします!
2月21日〜22日の二日間で3回公演を行いました今回の試演会は東宝ミュージカルアカデミー生にとって五回目で初のダンス試演会となりました。『人生でここまで踊ることなんてないかもしれないわよ!』という先生のお言葉通り本当に踊り続けた一時間でした。スタジオ全体の空気が冬なのに真夏並みの熱気でした。
今回は4人のダンスの先生にさまざまなナンバーの振り付けをつけていただきました。卒業公演であるレミゼラブルの稽古との両立の関係でダンスの稽古に渡された時間は朝の2時間だけ!なのに合計20曲のダンスナンバーを踊る…まず香盤が発表されたときひそかに胸のうちで凍ったのは私だけではなかったと思います。先生方もそんな厳しい現実に私たちの負担を減らそうと数曲カットするかもとのことでしたが、無事当初の予定通り全曲を踊りきることができました。
内容は本当に盛りだくさんで…バリバリきめるショーナンバー、バレエナンバー、タンゴ、コンテンポラリー的要素のあるナンバー、コミカルなナンバーが続くミュージカルメドレー、歌って踊るミュージカルナンバー。ノンストップなショーのため曲が変わるごとにそれぞれのナンバーの設定に切り替えるのが私たちの最大の課題だったように思います。
『曲が進むにつれてその気になっていくのでは遅すぎる、ちゃんと最初から空気感を変えて』先生方の鋭い指摘をいただきました。
前回の山田先生の試演会のナンバーから3曲を再演しました。『再演なのでどうにかなる…』と思うのは大間違いで、再演こそ難しいと思い知らされました。前と同じことをしているつもりでも外見だけ再現されて内容がなくなってしまったり、前回積み重ねた繊細なニュアンスなどがなくなってしまったり、とやっている私達が気づかない点を先生方にたくさん注意していただきました。
ダンスの試演会を前に先生なしの自主練も朝や放課後、週末の時間を使って行いました。クラスを半分に分けてナンバーを踊り互いにダメだしをしてそれぞれのナンバーを固めていきました。仲間のダンスを見ることによって客観的にそれぞれの曲の色を確認できたり自分の間違いに気づいたりと勉強になる自主練でした。自主練といえども真剣です!
『ダンスは嘘付かない!』『ちゃんと稽古を積み重ねるものにしか舞台の神様なんておりてこないよ〜』先生方の厳しいけれど愛情たっぷりのご指導のもと稽古を重ね、いよいよ本番を迎えました!
一時間踊り続けるのは物凄いことでした!滝のように流れる汗!むなしく落ちていくメイク、息を吸うひまもなくひたすら踊る!はねる!回る!歌う!でもただ踊るのではなく表現しながら踊る。
一番疲れのピークでToo Darn Hotという魔のナンバー!最高に楽しいのですが最高にハード!その曲のタイトルどおり『めちゃくちゃ熱い!!』最後のほうではこのまま死んでしまうかも、でもいまならこのまま死んでもいいかもと思う程の快感だったのは私だけではないと思います!
そしてあっという間の一時間でした!みんな本当に汗みどろですが本当にきらきらした最高の笑顔をしていました!!!それも観に来てくださったたくさんの方々あってのことです。本当にご来場いただいた皆様ありがとうございました。
試演会の終演が一年間続いたダンスの授業のしめくくりでもありました。4人の本当にタイプの違うすばらしい先生方にダンスだけでなく舞台人としての心得、舞台人としての礼儀、人間としての生き方まで、本当になにからなにまで教えていただきました。ダンスのレベルが言ってしまえば低かった一期生に基礎から丁寧に辛抱強く、時に厳しく、時におかしく、時にやさしくご指導くださいました。バレエでかま足はありえないという事を何度も注意していただきました。ダンスもただ踊るのではなくお芝居なのだと学べた一年でした。顔が楽しそうなのではなく『足がうれしそうで、そのお尻がうれしそうじゃないとだめ!』と体全身で踊ることをご指導いただきました。先生方はストレートに私たちを叱ってくださり、そして本当に親身になって一人ひとりの成長を見守っていてくださいました!
最後になりましたがピアノの伴奏をしてくださった若林優美さん、素敵な振り付けをしてくださった前田先生清実先生、青木美保先生、河野有紀子先生、神崎由布子先生、ビデオ、写真やプログラム作りなど色々サポートしてくださったスタッフの皆様。本当に色々な方々に支えられながら試演会を無事おえることができたこと本当に感謝しております!本当にありがとうございました!
一期生一丸となって卒業公演の稽古に奮闘しております!レミゼラブルも頑張ります!
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