東宝ミュージカルアカデミー 稽古場レポート Vol.24
デヴッド・ルヴォー ワークショップ
12月3日から7日の5日間、世界的に有名な演出家デヴィッド・ルヴォー氏のワークショップが行われました。
今回の稽古場レポートではその様子をアカデミー2期生の石川祐司と須藤香菜が対談形式でご紹介します。
須藤「ルヴォー先生は日本でもNine The Musicalを演出していた世界的にも有名な演出家なんだよね!外人の先生に習うのは私は初めてだったしかなり緊張したけど、祐司は先生の第一印象はどうだった?」
石川「やっぱり皆始めは緊張していたけど、すごく気さくな先生で話しやすかった!!初めに自己紹介で好きなミュージカルと、このワークショップで何を学びたいかを一人一人聞かれたよね。」
須藤「そうそう。それぞれ演技をする怖さを克服したいとかエネルギーはどう出したらいいのか学びたいとか答えたんだけど、先生が後々になってもそれぞれの学びたいことを覚えていて、それについてアドバイスをくれたりしたから驚いたよ。それとレッスンの始めにはほぼ毎回皆で輪になってエネルギーを回すレッスンをやったね。」
石川「演技をしていると内に入りやすいから、エネルギーを外に向けるためのレッスンだっておっしゃっていたね。皆もリラックスできて、段々先生と打ち解け始めたよね。」
須藤「ワークショップのメインメニューはあるミュージカルの曲を男の子は1曲、女の子は全く趣の違う3曲から選んで歌うものだったね。最初に場面の状況説明を先生から聞いて、1曲1曲かなり深く追求した気がするなぁ。」
石川「そうだね。皆からも意見を聞きながら話をすすめていくのが印象的だったよ。」
須藤「それぞれの個人的な癖も直してくれたよね。」
石川「すごく勉強になったな。特に自分の課題曲の説明の時に、歌う時には考える間があってから歌いだすべきだ、という話が印象に残っているよ。」
須藤「私は舞台上に相手がいる場合はその相手に向かって歌うっていう話かな。ミュージカルってつい歌いながら正面向いちゃう傾向があるから(笑)」
石川「男の子達と女の子達が向かい合って歌ったり、恥ずかしさを取り除くために寝転んで歌わされた子もいたよね。別のアプローチで歌うことで、その歌のイメージが膨らんだね!」
須藤「他にも色々やったけど、何が印象に残ってる?」
石川「やっぱり女性全員で課題曲の一つのとてもセクシーなナンバーを歌ったことかな。あれで自分を解放出来た人もかなりいると思う(笑)」
須藤「私は4日目にやったステータスのゲーム。ランダムに選ばれた10人に1番から10番までの番号が渡されて(10番が最も偉く、1番が最も下位)、それを当てる人に向かって自分の番号のステータスに合わせて、課題曲を歌うってやつね。私は8番だったんだけど、自分より上の番号の人より偉そうになったらいけないし、すごく面白かったけどなかなか難しかったなぁ。」
石川「最終日には一人ずつ選んだ曲を皆の前で発表したね。」
須藤「それぞれ今まで先生に教わった事を基に、自分達の個性を発揮出来たと思う。」
石川「明らかに今まであった殻が破れた人がいたり、変わるきっかけを掴んだような人がいて、見ていてとても面白かったな!」
須藤「5日間というとても短い期間だったけど、ルヴォー先生に直接演技を教えてもらえる機会があって本当によかった。密度の濃い充実した時間だったね。」
石川「そうだね。毎日違う角度からいろんなアドバイスを下さって、とても勉強になった!この5日間の為に来日してくださったルヴォー先生に感謝の気持ちでいっぱいだよ。」
須藤「うん、本当だね。この貴重な機会で学んだ事を糧にして、この先のダンス試演会、卒業公演と頑張っていきましょう!」
石川・須藤「ルヴォー先生本当にありがとうございました!」
|
Copyright 2007 Toho Co.,Ltd.All rights reserved.
|