東宝ミュージカルアカデミー 稽古場レポート Vol.25
TMA二期生:稽古場レポート
楊先生WS(担当:関谷、高島、田村、成平)
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| (左から)田村麻理子、成平有子、高島美沙、関谷春子 |
I.楊先生と初めて出会って
成平
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「楊先生、とにかく本当に魅力的だった!先生がいるだけで、スタジオの空気がパァーっと明るくなったよね。最初はみんな緊張していたけど、先生の授業では特にリラックスすることを重視していて、心身ともに解放する方法を教えて下さったよね。」
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| 田村 |
「恥ずかしがらないで、何でも質問できたなぁ。」 |
| 関谷 |
「空き時間には大行列だった(笑)。」 |
| 高島 |
「すごく温かい方で、いつも私達と同じ目線で接してくれたよね。」 |
| 成平 |
「彼女の包容力の大きさに、幸せで温かい気持ちになれた。それによって、私達のなかにも一体感が生まれたと思わなかった?」 |
| 一同 |
「そうそう!」 |
| 成平 |
「あと、身のこなしが素晴らしかったよね!デュエットの曲で先生が男役を演じられたとき、先生のあまりの格好良さにドキドキしちゃった!」 |
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II.楊先生から教えていただいたこと
| 関谷 |
「まず一日目は、ミュージカル俳優として喉をどのように守るべきかについて、時間を多く割いて説明して頂いたよね。とにかく一番重要なのは睡眠だっておっしゃっていたね。」 |
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| 高島 |
「新妻聖子さんも同じことおっしゃってた!声帯の疲れには、薬よりも睡眠だって。」 |
| 関谷 |
「あとは二人組でマッサージし合って、リンパをほぐしたり押したりする事で、どれだけ声の響きが変わるかを知ることができた。そして全身で歌う大切さを学んだね。」 |
| 田村 |
「私は歌うとき、逆に身体を動かしたらダメだと思い込んでいたの。」 |
| 関谷 |
「私も、よく顔だけで歌っていて、身体が疎かになっているって指摘されていたんだけど。声と身体がどれだけ密接に関わっているかを、改めて実感できたよね。」 |
| 関谷 |
「次に、『ニュートラル』『トワング』『ミックス』『ベルト』の4つの歌唱法。」 |
| 高島 |
「今まで何となくしか知らなかった4つの方法を学んで、歌に感情を乗せやすくなったね。」 |
| 成平 |
「うん、幅が広がった!」 |
| 関谷 |
「『ミックス』で出した一音を徐々に広げて、『レ・ミゼラブル』の『People's
Song』を全員で歌ったのが、すごく印象的。声を合わせて歌うって、ここまで神経を集中させてやらなければいけないんだって。」 |
| 田村 |
「アンサンブルの醍醐味って感じだった!」 |
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関谷 |
「あと一番学んだことは、インナーマッスルの使い方だね。」 |
| 高島 |
「うん、中心軸をとる方法。歌うときにピッチが悪いのも、中心軸がぶれるからだって。」 |
| 田村 |
「面白かったのは、床のペットボトルを拾ったり、チューブを引っ張ったり、ひょんな事でインナーマッスルが使えるようになる事!とにかく『プリエ』が重要なんだね。」 |
| 関谷 |
「私達が『プリエ』が苦手なのは、日本語のことばの流れの特性にあるんだって、先生もおっしゃっていた。だから英語のように抑揚をつけて日本語の歌詞をよむ練習もしたよね。」 |
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| 成平 |
「私は、個人の悪いクセをその場で簡単に直せる方法を教えて頂けて、嬉しかったな。」 |
| 関谷 |
「そうだね。まずクセを自覚すること、そして身体を固めず柔軟に使うことが大事なんだね。説明もどれも分かりやすく、個人のモチベーションもどんどん上がって行ったね!」 |
III.楊先生の授業の工夫について
| 高島 |
「授業の後半では、個人が用意した曲をひとりずつ聞いて頂いたんだけど。私達が歌う前に、先生が作り出してくれた空気・・・本当にすごいって思った。歌っているキャラクターが置かれている状況、生きている時間・場所・気温を明確にさせて、ふと歌に入る。それだけで集中力が高まって、いつもの歌とは全く違うものになった!」 |
| 田村 |
「例えば『ミス・サイゴン』のキムが歌う『いのちをあげよう』では、実際にタムやクリスを登場させたり。些細な事だったけど、それによって感情が表出しにくいと思っていたひとも、思いを爆発させて歌っていたのが印象的だった。」 |
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成平 |
「そう!それだけ集中していたって事だよね。」 |
| 高島 |
「私も、歌い終わったとき全身がしびれて、震えちゃってたの!こんな事初めてで・・・でもそれだけ入り込んで歌えたんだなって。」 |
| 関谷 |
「緊張していたら出来ない事だよね。上手に歌わなきゃ、あの高音出さなきゃ、ってどうしても力が入ってしまう(笑)。でもそういう邪魔な力を抜けば自然と音が出るんだって教えて頂いて、緊張が減った。」 |
| 高島 |
「『どう歌うか』よりも、『この気持ちをどうにかして伝えなきゃ』っていう方向に持って行けた。見ている側も、あたかもそのキャラクターがその空間に生きているって錯覚させられるくらいだった!やっぱりそう思わせる先生の空気作りはすごいな。」 |
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| 田村 |
「高音域に対する恐怖感も、先生のおかげで自信につながって、『もっと歌いたい!』『もっと出来るはず!』って思えるようになったよね。」 |
| 成平 |
「うん。とにかく怖がらずに、思い切りやる事!歌う楽しさを改めて実感できたね。」 |
IV .3日間の授業を終えて
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田村 |
「今回のワークショップで、感情は技術につなげる事が出来るんだって確信が持てたよね!」 |
| 高島 |
「うん!そのプロセスで必要な事をしっかり教えて頂いた。」 |
| 関谷 |
「身体を固めてはいけない、あと緊張が感情解放のいちばんの妨げになるって事だね。」 |
| 田村 |
「芝居とダンスの授業でも、同じ事を指摘されているよね。感情解放は演技に、インナーマッスルや中心軸はダンスに繋がるね。」 |
| 成平 |
「あと、演技の授業でも学んだように、そのキャラクターの生きている場面・背景・プロファイリングがしっかり理解出来ていないといけない。歌に入り込めるかどうかを決めるよね。」 |
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| 田村 |
「そしてもちろん、リラックスして集中することも。」 |
| 高島 |
「緊張した上での集中じゃダメ。リラックスした上での集中だからこそ、自然とオーラが出るんだよね!」 |
| 一同 |
「イイこと言った(笑)!」 |
| 田村 |
「芝居・歌・ダンスがすべて繋がっているって改めて実感したね。三拍子そろって初めて素晴らしいミュージカル俳優になれる。その理由が分かった気がする。」 |
| 関谷 |
「あと楊先生には、人間としてどうあるべきか多くの事を学んだ。」 |
| 田村 |
「うん!技術はもちろん、そして何よりも自分に誇りを持つことが大切だって。だからこそ、ひとにも優しくできるし、感動させることも出来る。そういう人間に私達もなりたいね!」 |
| 高島 |
「素敵な出会いに感謝の気持ちでいっぱい!」 |
| 一同 |
「楊先生、本当にありがとうございました!!」 |
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