東宝ミュージカルアカデミー 稽古場レポート Vol.28
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私達が2期生最後の稽古場レポートを担当させて頂きます。
コンブフェール役の
徳武
(写真左)とプルベール役
鎮守
(ちんじゅ)
(写真右)です
二人『今年も去年に引き続き、ジャン・バルジャン役で出演して頂く、
上條恒
さんにお話を伺いました!』
Q1.
去年に引き続きジャン・バルジャンを演じて頂きますが、意気込みを教えてください!
上條
『意気込みはもう、すごいですよ(笑)やはり素晴らしい役なので、体重も12kgくらい増量したし、この髭も去年の12月頃から生やして・・・』
鎮守
『体重はどうやって増量したんですか?』
上條
『もちろん筋肉とあと贅肉(笑)僕は本当はとても痩せ型の体系だから、大男のバルジャンを演じるために筋力トレーニングしたり、たくさん食べたり・・・』
徳武
『すごい思い入れが伝わってきますね。』
Q2.
今回の公演は、卒業公演用の演出になりますが、それについてはどう思いますか?
上條
『とても面白いと思うよ。とても新鮮だし、興味深い。でも何といっても、いくら演出が変わっても、回り盆がなくても、"レ・ミゼラブル"という作品そのものに変わりはないし、素晴らしさや感動は同じように伝わると思う。それに今回は出演者が自分達でセットの出はけもやったりしなきゃいけないわけだけど、それによって、芝居の動機や関係性が作りやすくなっているという良い効果もあると思うんだよね。とても良いと思う。』
徳武
『それにしても、上條さんが稽古に参加して下さると、稽古場の雰囲気が全然違います!』
鎮守
『みんなの芝居も引き締まってすごく変わるよね。』
上條
『僕は稽古の時でもいつでも全力で演じるという事を心がけていて・・・ただしそれを毎回やるのは相当強い精神力と体力が要るね。でもそれが一番大事な事だと思うし、それが出来てこそ本当のプロの役者だと言えると思うんだよね。』
徳武
『本当そうですよね。強靭な体力と精神力つけねば!!!』
Q3.
たくさんあるシーンの中で、思い入れのある場面はありますか?
上條
『やっぱり司教館を出た後の、"独白"だね。』
徳武
『今まで邪険に扱われてきたバルジャンを初めて暖かく迎え入れてくれたのが司教だったんですよね。』
鎮守
『その暖かさに触れて、自分が今までしてきた事に決別して心を改めようと決心するシーンですよね。』
上條
『そう。あれって独白だよね?』
(ここで司教とマリウス役の田川君参加)
田川
『独白です!!』
徳武
・
鎮守
『?!!!』
田川
『僕は演じていて思ったんですけど、司教としてバルジャンを悟し、マリウスはそれによってバルジャンに助けられるという事に気づいて、繋がってるんだな〜と思いました。』
鎮守
『司教のメロディーとマリウスの「カフェ・ソング」のメロディーは一緒だもんね!!』
上條
『そう考えると、レ・ミゼラブルって色々繋がってくるんだよね。ファンティーヌとエポニーヌも血は?がってないけど同じメロディーを歌ってるし、何か意味があるんだろうね。』
田川
『そうですね〜・・・』(思いを巡らせながら退場)
徳武
・
鎮守
『・・・・・・』
上條
『普通ミュージカルっていうとプリンシパルが良ければ物語りは進んでいくけど、レ・ミゼラブルはプリンシパルもアンサンブルも関係なくソロがあって役割があるから、一人一人がちゃんと演じていかないと成立しない。だからこそ卒業公演に選ばれたと思うし、長年愛され続けている。アンサンブルにもファンが付く稀なミュージカルだね。』
徳武
『上條さんにもファンがいますしね!!』
上條
『間違ったファンがね(照れ臭そうに)』
Q4.
では最後に、観に来てくださる方達にメッセージをお願いします!
上條
『こんな純粋な舞台ってないと思うんだよね。本当に観に来て下さる方にレ・ミゼラブルという作品を通して何か伝えたいという純粋な想いがいっぱい詰まった公演だと思う。レ・ミゼラブルとは"救いようのない者達"という意味で、今は辛くても明日が来ると信じ、一日一日を必死で生きている人達の物語。アカデミー生達も自分達の姿と重なる部分があるんじゃないかな。』
二人
『そうですね!!ミュージカルが好きだっていう気持ちで、必死に頑張ってます!!』
上條
『だからきっと素敵な舞台になるでしょう。観に来てくださる方も自分と重ねて観て頂けると、また新たな感動が生まれると思います。』
二人
『どうもありがとうございました!!!』
徳武
『卒業公演約1週間前、いよいよだね。』
鎮守
『早いもんだね。テクニカルな稽古を残し、後は本番って感じだもんね。』
徳武
『本公演の舞台を支えているスタッフの方はじめ、先生方が私達の舞台を支えてくださってる。本当に有り難い事だよね。』
鎮守
『伝統のある作品が出来るのも幸せな事だね。その伝統を守りつつも、私達2期生にしか出来ない舞台をお届けできるように、残りの稽古も頑張らなきゃね!』
徳武
『約3時間の舞台に、私達の一年間の想いをいっぱい詰め込んで・・・!!』
鎮守
『一年間の集大成として、良い締めくくりが出来るように頑張ろう!!』
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