ピレネー山脈西部に位置するナヴァール王国で、
大学卒業5周年のパーティーが行われている。
国王ファーディナンド(三浦涼介)は
同窓生のビローン(村井良大)、
デュメーン(渡辺大輔)、
ロンガヴィル(入野自由)とともに、
これから3年間は恋愛禁止、
ひたすら勉学に身を捧げるという誓いを立てる。
そこにフランス王女(中別府葵)と
その親友ロザライン(沙央くらま)、
キャサリン(伊波杏樹)、
マライア(樋口日奈)がやって来る。
王女は病身の父の代理で、
ナヴァール王国との領地交渉を任されて来たのだ。
誓いを立てた以上、
女性と接触するわけにはいかないと、
王女らの訪問を拒絶しようとする国王たち。
だが、互いに顔を見合わせた男女らは息を呑む。
実は、それぞれが大学時代に
淡い恋心を抱き合った相手同士だった。
一方その頃、
国王の同窓生のひとりアーマード(大山真志)は、
バーのメイドであるジャケネッタ(田村芽実)への
ラブレターをしたためる。
そしてこのラブレターが、
国王と旧友たち、フランス王女と親友たちの
禁断の恋に火をつけることに―。