INTRODUCTION

BRAND CONCEPT

キャスト・ミュージシャンが“おうち”で録音した音で物語を紡ぐ

VOICARIONシリーズ新ブランド
「REMOTE THEATRE」(リモートシアター)

このような状況下でも
「VOICARIONらしい形で新しい物語をお客様にお届けできないだろうか?」
と発進したプロジェクトです。

藤沢文翁さんと初めてプロジェクトの構想についてお話ししたのは4月15日。
その日から始動した生まれたての新作は、
「外へ出られない少女に物語を聞かせることで空想の世界へと連れだした少年の物語」

あなたも空想の力で、一緒に世界を旅してみませんか?

ご挨拶

どんなに、離れ離れにされても、リモートという手段で、もう一芝居しようじゃないかというのが、今回のプロジェクトの目的です。

ところで、演劇はいつ始まったのでしょう?
勝手な推測ですが、まだ人間が狩りをして生活していた太古の昔。
焚き火を囲みながら、今日の狩りの様子を大げさに身振り手振りで語って聞かせた奴がいた。
みんな、嘘だと分かっていても、おそらく彼の話し上手を面白がり、笑いあったのではないでしょうか?
そんなお調子者が我々演劇人の先祖な気がしてなりません。
演劇の歴史は苦難の歴史です。
国王の圧政や、疫病、戦争などにより、何度も危機を迎えそして、我々の先祖はそれを乗り越えてきました。

今まさに、僕らもそんな演劇史の1ページにいます。

嘆くことも、立ち止まることも、諦めることも我々VOICARIONはしません。
だって、我々の先祖は、焚き火の前で皆を喜ばせたお調子者なのですから・・・。

原作・脚本・演出
藤沢文翁