1895年のロンドン
シャーロック・ホームズの作者であるコナン・ドイルは頭を抱えていた。
「最後の事件」でシャーロック・ホームズは死に、小説は完結させたはずだった。
ところがファンからは苦情が殺到し、出版社も他の作品には目もくれない。
仕方なくシャーロック・ホームズを復活させようとするが、今度はアイデアが全く浮かばない。
そんなある日、コナン・ドイルは社交界の場で、当時ロンドンで流行っていた降霊術に騙され、亡き妻の指輪を奪われかける。
ペテンだ!!
群衆の中で叫ぶ声がする。
振り返ると、そこには一人の男が立っていた。
彼こそは当時、天才奇術師として名を馳せていたハリー・フーディーニ。
フーディーニは、本来人を楽しませるためのマジックで人々を騙す霊媒師たちを誰よりも憎んでおり、
高飛車な態度で霊媒師たちのインチキを次々に暴いてゆく。
その後姿に、コナン・ドイルはシャーロック・ホームズを重ねてしまう。
私とコンビを組みませんか?
コナン・ドイルは言う。
一緒にロンドン中の霊媒師の嘘を暴きませんか?
あなたと一緒に冒険すれば、
もう一度、シャーロック・ホームズを蘇らせることができる気がする!
意気投合した二人は、ロンドン中のゴースト・ストーリーの秘密を暴いてゆくことになる。
「ゴーストクラブ」として・・・。

東京藝術大学、同大学大学院修士課程、チューリッヒ芸術大学大学院修了。ブラームス国際コンクール入賞をはじめ受賞多数。ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏や協奏曲ソリスト等のソロ活動のほか、国内外で声楽、弦・管楽器とのアンサンブルで各国大使館や音楽祭、コンサートなど多くの場で演奏活動を行っている。
CD「Ryu PlaysSchumann,Schumann, Brahms」をリリース。
東京藝術大学、同附属音楽高等学校、沖縄県立芸術大学講師を歴任、現在、東京音楽大学および洗足学園音楽大学講師として後進の指導にもあたる。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)、日本ベートーヴェンクライス、横浜音楽文化協会会員。





2026年4月