ミュージカル『ウェイトレス』

Introduction&Story

Introduction

める代女性を力で応援する
コメディ・ミュージカル
本初演!!

WAITRESS US Touring productions photo
by Daniel Lippitt

本作は、アメリカ映画「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」(2007年)をベースに製作された、ブロードウェイミュージカルです。2016年3月にブロードウェイにて上演が始まると、瞬く間に記録的興行成績を上げ、全米ツアー公演、及び、ロンドン・ウェストエンド公演も大盛況となりました。グラミー賞ノミネート歴を持ち、楽曲を手掛けたサラ・バレリスを始め、脚本、作曲、演出、振付の主要クリエイティヴを全て女性クリエイターが担当したことがブロードウェイ史上初の出来事として注目を集め、そのキュートな世界観が女性の心をわしづかみにし、圧倒的な支持を得ました。

主人公ジェナを演じるのは、現地に赴き何度も同作を観劇した高畑充希。NHK連続テレビ小説や民放ドラマ、数々の映画の主演も背負ってきた高畑が、ミュージカル=“ホームグラウンド”で、20代最後の年に間違いなく新境地を開拓することでしょう。その高畑演じるジェナが、予想しなかった妊娠により訪れた産婦人科で出会うポマター医師を、「声優界のプリンス」と呼ばれ歌手活動でも絶大な人気を誇り、ミュージカルでは『ウエスト・サイド・ストーリー』のトニー役での活躍が記憶に新しい宮野真守が演じます。 ジェナを温かい目で見守るウェイトレス仲間のドーン役には、さまざまなバラエティ番組に出演する他、『ジキル&ハイド』、『ウエスト・サイド・ストーリー』等で歌唱力に定評のある宮澤エマが扮します。

同じく、ウェイトレス仲間で、姉御肌としてジェナに時に厳しくアドバイスを与えるベッキー役には、映画コメンテーター・歌手等、多方面で活躍中でミュージカルは今作が初挑戦のLiLiCoと、DREAMS COME TRUEのバックヴォーカリストで『レ・ミゼラブル』、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』で音楽のみならず芝居でも圧倒的な存在感を放つ浦嶋りんこが、Wキャストで演じます。

ジェナを束縛するダメ夫のアール役には、『1789-バスティーユの恋人たち-』、『ロミオ&ジュリエット』、『おかしな二人』の渡辺大輔。お笑いタレントとして活躍するおばたのお兄さんが、ドーンに想いを寄せる粘着質なオギー役を演じ、本作で最もコミカルなシーンを彩ります。3人のウェイトレスに囲まれて働く、店長兼シェフのカル役を、数々のドラマ、映画、舞台で強面の悪役からコミカルで親しみやすい役まで幅広く表現してきた勝矢が魅力的に演じます。そして、レストランのオーナーとしてとても厳しい一方、誰よりもジェナのパイを評価し自立の後押しをするジョー役を、ミュージカル俳優として数多くの舞台に出演し、2019年は劇団桟敷童子公演『獣唄』の演技で第54回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した村井國夫が演じます。 妊娠・出産・離婚・自立・養育など、一人の女性の人生の岐路を、キャッチーな楽曲に乗せ、同僚女子との仲良しトークと、レストランに集う一風変わった客との交流を通し、とびっきりキュートでポップにユーモアを交えて描きます。

Story

WAITRESS US Touring productions photo
by Philicia Endelman

アメリカ南部の田舎町。そこにとびきりのパイを出すと評判のレストランがある。ウェイトレスのジェナ(高畑充希)はダメ男の夫・アール(渡辺大輔)の束縛で辛い生活から現実逃避するかのように、自分の頭にひらめくパイを作り続ける。そんなある日、アールの子を妊娠していることに気付く。訪れた産婦人科の若いポマター医師(宮野真守)に、「妊娠は嬉しくないけど産む」と正直に身の上を打ち明ける。

ジェナのウェイトレス仲間も、それぞれ自分のことで悩む日々。ドーン(宮澤エマ)は、オタクの自分を受け入れてくれる男性がこの世にいるのかと恋愛に臆病だが、出会いを求め投稿したプロフィール欄にオギー(おばたのお兄さん)からメッセージが届き困惑する。また、姉御肌のベッキー(Wキャスト:LiLiCo/浦嶋りんこ)は、料理人のカル(勝矢)と毎日のように言い争っている。ベッキーは病気の夫の看病と仕事を両立しているのだった。

ある日、店のオーナーのジョー(村井國夫)が、ジェナに「全国パイづくりコンテストに出場し、賞金を稼いだらどうか?」と提案する。その言葉をきっかけに、ジェナは優勝して賞金を獲得できたら、アールと別れようと強く決心する。

診察を受け、身の上話を語るうちに、ポマター医師に惹かれはじめるジェナ。ポマター医師もまた、ジェナへの想いを抑えられず、二人はお互いが既婚者と知りながら、一線を越えてしまうのだった。

そして、ジェナの出産の日は、刻一刻と近づいていく……。