帝国劇場 ミュージカル『レ・ミゼラブル』
レポート


【BACK NUMBER】 ファンの集い~新たなキャストを迎えて~


ニュース


2013年11月4日、新演出版「レ・ミゼラブル」が東京/帝国劇場に戻って来ました!4~7月の帝劇公演後、博多・大阪・名古屋の三大都市を巡った「レ・ミゼラブル」カンパニー。お客様の熱いご声援と温かい拍手に支えていただき、各地での公演は大盛況でした。そしていよいよ帝劇凱旋。2013シーズンの締めくくりを迎えるにあたり、4日の初日開幕前にオープニングイベントを開催しました。

今回のイベントは、更に深化した「レ・ミゼラブル」をお届しようというカンパニーの新たな意気込み表明でもあり、また、新演出版を熱く盛り上げて下さっているお客様とともに凱旋公演初日の喜びを分かち合いたい、という想いに基づいたものです。初日のお客様はもちろん、チケットをお持ちでない方にもご覧いただきたい、と、公式ホームページで参加を募集したところ、30名の枠に500名ものお申し込みが!初日の熱気を、ご来場いただけないお客様に少しでも広くお伝え出来ればと考え、参加者のイベント写真撮影や、撮影した画像のblog、FB、twitter等へのアップもOK、という異例の試みとなりました。

17:00、カメラ片手にロビーを埋め尽くしたお客様の前に、キャストが登場。少し前にゲネプロを終えたばかりの30名が、進行役のテナルディエ/駒田一さん、マダム・テナルディエ/森公美子さんを先頭に、2階から大階段へと降りて来ました。



まずは、キャスト・トーク。階段に散らばったキャストが、駒田さんのコールで順に一人ずつ立ち上がり、地方公演で印象深かったことや想い出を語っていく、というコーナーです。
トップバッターはバルジャン/吉原光夫さん以下、全員のコメントは次の通りです。

バルジャン/吉原光夫:長い公演でしたが、やっと凱旋で戻って来ました。本当に、身の引き締まる思いで、感慨深いです。1回1回大事にしていきたいと思います。

ジャベール/吉原光夫:(隣の森山大輔さんにマイクを渡すも、駒田さんの「この人もがーっと(カンパニーを)引っ張っていただきました。ジャベール役、吉原光夫!」コールに爆笑しつつ)…帝劇に戻ってきました。ホントに光栄です。頑張りまーす。

ブリジョン/森山大輔:地方公演行って、いっぱい地方の上手い物食べて来たんで、元気もりもり頑張りまーす。

ガブローシュ/加藤清史郎:印象に残ってるのは8月の夏休み、1ヶ月行った博多で、とっても美味しい物をたくさん食べました。帝劇頑張ります。

マダム/吉川恭子:私の思い出は、大阪から帰る時に台風が直撃しまして、新幹線に座れず立って帰ったことです(笑)。

アンジョルラス/上原理生:初めて行った博多はご飯がとっても美味しくて…凱旋公演頑張ります。

女(宿屋の女房)/児玉奈々子:大阪で”粉もん”の虜になってしまいまして、帰りの新幹線ギリギリまでお店をはしごして食べまくったのが、とっても楽しかったです。

マリウス/田村良太:地方のどの劇場でも緊張してしまいましたが、たぶん、凱旋でもまた、緊張すると思います。が、頑張りますっ!

かつら屋/柳本奈都子:博多では大好きな温泉に何回も行って、たくさんリフレッシュしてました(笑)。凱旋公演も頑張ります。

エポニーヌ/笹本玲奈:名古屋の公演に参加させていただきましたが、その時に、休演日に犬山温泉に一人で行きました。お勧めです、是非どうぞ。

買入屋/廣野有紀:3カ所行ったんですけど、全部台風に見舞われたと言うことで…。凱旋も頑張りたいと思います。

ジョリ/川島大典:名古屋公演の間に、式年遷宮終わったばかりの伊勢神宮に行って、パワーをチャージして参りました。また、凱旋公演頑張ります。

女(あばずれ)/岡井結花:博多で見た海が忘れられず…海が大好きなんですけど…海、大好きですっ!(場内笑と?の嵐に…) 頑張りまーす。

レーグル/高野二郎:私が教えてます大学の教え子が2人、このカンパニーに居まして、教え子達と一緒に舞台をやれて、ホントに幸せな日々でございました。凱旋公演頑張ります(ちなみに教え子は、エポニーヌ/昆夏美さんと買入屋/般若愛実さん。これに森さん「良い仕事しますねぇ」)

工場長・バマタボア/石飛幸治:あちらこちらの都市を回らせていただいて、その土地土地に家が欲しいなと思いました(笑)。あっちこっちに住みたいなって…博多はホントに住みたいって思いました。

コゼット/若井久美子:いろいろな劇場、ステージに立たせていただいたんですけれども、客席もステージも毎回雰囲気が全く違って、すごく新鮮な気持ちで出させていただきました。凱旋公演も頑張ります。

プルベール/杉野俊太郎:博多もつ鍋、最高でした! 2夜連続で食べてしまいました。

フイイ/上野哲也:一番最初のソロをやってるんですけど、地方に行く度、音響のバランスが変わるんで、毎回リハーサルでパニックになるっていうのをやってたんですけど。今日もゲネプロで軽く…ちょっと音が違うんでびっくりしちゃったんですが。でも、凱旋はばっちり決めたいと思います。

女(若い娼婦)/山岸麻美子:美味しい物を食べ過ぎてしまって、太らないように頑張ろうと思って、お風呂にたくさん入れば良いんだと思って、入り過ぎて疲れてしまって次の日ぐったりしていた、っていうよくわからないことになりました(笑)。

コンブフェール/原慎一郎:4月の初日ではバリケードがお尻に刺さって流血したので、今回の初日はそんなことがないよう気をつけようと思います(場内爆笑)。

女(鳩)/穂積由香:キャストのみんなと温泉に行けたのが楽しかったです。

モンパルナス/大津裕哉:印象的だったのは中日劇場の階段の上り下りです(場内爆笑)。強盗団は、奈落に(早替場が)あったので、毎回ステージに上がる度に(階段を)上って行かなきゃいけなくて。年と共に弱ってきた足腰を鍛えられたので(笑)。凱旋公演で上手いこと行けば良いかなと思います(場内爆笑)。

女(病気の娼婦)/石田佳名子:大阪公演の最後に台風で、持ってた切符の新幹線、絶対遅れると思ってネギ焼き食べてたら乗り遅れて、その次の電車で、遅れたメンバーでずっと連結部で思い出話をしてたんですけど(笑)。その思い出を胸に頑張ります!

ファクトリーガール/池谷祐子:名古屋の公演後に伊勢神宮に行きまして、レ・ミゼラブルの公演、無事を祈願して参りました。成功すると信じて頑張ります。

ファンテーヌ/里アンナ:地方それぞれで美味しい物を食べれたことと、(キャストの)みなさんと一緒にってところが一番思い出になりました。凱旋公演もよろしくお願いします。

女(三色旗の女)/王子菜摘子:博多が、楽屋が女子アンサンブル全員で一つのお部屋で(註:帝劇は分かれている)、みんなで頑張ろう!ってウナギを注文して、昼夜の間にものすごい量のウナギを食べたことが思い出です。みんな仲良くなったので、もっともっと頑張ります。

グランテール/丹宗立峰:僕は日々、ガブローシュを肩車してるわけですが、まぁ7ヶ月で成長したこと!(清史郎ガブに向かって)ねぇ(清史郎ガブ、後方で立ち上がり、「すいませんでしたっ!」とペコリ。場内爆笑)。ガブローシュたちは毎日、重くてごめんなさい、って言うんですけど、”お父さん”、いっぱい成長していただければと思ってます。あと1ヶ月楽しみにしてます。

クラクスー/土倉有貴:(強盗団は)日々早替場に追われてて、どんどん、どんどん、早替場のスピードが、慣れれば早くなっていくんで、凱旋では、めちゃめちゃ早く着替えられるんじゃないかと思ってます(笑)(駒田さん、思わず「マリウスとコゼットのシーン(註:1幕終盤、バルジャン邸襲撃場面の前の#プリュメ街の場面)に出て行かないように。あれが終わってから、ね」と突っ込む一幕が)

藤田光之:名古屋で、奈落での早替場で体重がマイナス5キロ、減りまして(場内「おおっ!」とどよめく)。2週間で5キロ減ったので、2週間の休みの間に5キロ増やして参りました(場内爆笑)。元に戻して参りましたので、凱旋公演も頑張ります。

一人一言、二言、三言で手短かに地方での成長や変化を語るはずが、公演を乗り切るパワーの源は名物や名所にあるのか、食べ物ネタや、どこそこに出かけてきた、という話に流れがちで、進行役の駒田さん・森さんに軌道修正されること度々のトークとなりました。 この後、駒田さん・森さんが身振り手振りを交えつつ、博多のカーテンコールで「万歳!」と叫んでいた方がいた、とか、大阪ではお客様が話かけてくることが多く「わかってますがな」「まぁ、いやらしいわぁ」と本番中に突っ込みが入るとか、客席が非常に近い名古屋では指揮者の若林さんが何度か殴られた???(…というのはネタですが…)などなど、各地での楽しい思い出に触れていました。


帝劇というホームグランドに戻って来れたこと、凱旋公演もおかげさまで完売であること、そしてまた、初日前のイベントにこうして沢山のお客様が集まって下さったことに感謝しつつ、楽曲披露のコーナーに移ります。


曲は、音楽監督/山口ビリーさん指揮による、♪「レ・ミゼラブル」スペシャルは、レッド&ブラック〜民衆の歌と、ワン・デイ・モアの2曲をイベント用にアレンジした30名の大合唱。地方公演の大変なスケジュールを乗り切ったアンサンブルが、普段なかなかじっくりお聴かせすることのない歌声を披露しました。プリンシパルの目の前で歌うことにはかなりの緊張があったようですが、本役に温かく見守られる中で、感謝と「レ・ミゼラブル」を楽しんでいただければという気持ちをお客様にお届けするべく、精一杯のパフォーマンスをさせていただきました。


イベント終了後は、開始前にスタッフがご案内したように30名が客席に移動し、お客様に「初日をお楽しみに下さい」とご挨拶して退場。初日開幕直前のロビー・イベントという、凱旋公演かつ全役複数キャストの「レ・ミゼラブル」ならではの催しは、終了、となりました。

11月27日の2013シーズン大千穐楽まで、カンパニー一同、心をひとつにして力一杯駆け抜けたいと思います。最後まで、よろしくお願い致します。